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平成28年度 第2回地域包括ケア推進のための市町村等担当者会議

5月24日(火)に宮崎市のKIRISHIMAツワブキ武道館で、宮崎県長寿介護課主催の「平成28年度 第2回地域包括ケア推進のための市町村等担当者会議」が開催されました。参加者は各市町村の担当者、包括支援センターの代表者、それにケア会議での助言者として期待される専門職種の代表者などで、作業療法士の立場で私と金子 茂稔事務局長が出席しました。
内容は、平成29年度から本格的なスタートが予定されている地域ケア会議に各市町村がどう準備・対応をしていくかを検討することを目的としたものでした。
長寿介護課医療・介護連携課室の担当者の方から地域包括ケアシステムの概要や地域ケア会議の必要性について説明があった後、参加者が圏域ごとに10のグループに分かれ、地域ケア会議を開催していく際の地域ごとの課題や、解決方法について話し合いました。最後にPT,OT,ST,管理栄養士、歯科衛生士といった専門職が、それぞれの立場から地域ケア会議での助言についての考えや方法論についてプレゼンテーションを行いました。作業療法士の立場からは、金子事務局長が入浴動作を例に、具体的な助言方法をわかりやすく参加者に伝えてくださいました。
 宮崎県の場合、都城市や新富町のように、すでに地域ケア会議をスタートさせているところもありますが、多くはまだ試行錯誤の段階にあるようです。ただ、今年度中には多くの市町村が会議をスタートさせることが予想されます。私たち作業療法士も知識の研鑽に努め、適切な助言ができる人材を育成する必要を改めて感じました。そのためにも、皆さん県士会で企画する生活行為向上マネジメント研修や地域ケア会議研修に参加してくださいね。
(津輪元)

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