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学会運営及び学会に参加して

プログラム委員会 プログラム・講師部門
吹上 崇

先日閉会しました第16回宮崎県作業療法学会に参加された皆様、またオンデマンド配信で視聴された皆様、いかがだったでしょうか。今回は私が学会開催までの9か月間、運営に携わらせて頂き、開催までの流れや感じたことをお伝えできればと思います。県学会では初のWEB開催という形で準備を進めていくために、学会のテーマに沿った講師の選任、プログラム内容の検討など全てが初めてのことでした。当初、私は不安もありましたが、この学会を作る一員なのだと感じ、責任を持って臨みました。学会の運営会議は毎回オンラインで行い、各部門の仕事の進め方や企画、準備期間の見通しなど意見交換しました。その中では太田尾学会長や黒木学会実行委員長を始めとする運営の先生方の学会に対する熱い想いと、企画力・発想力などに毎回、圧倒されていました。私は講師・プログラム部門を担当し、主に講師の先生と連絡をとらせて頂きました。講師の先生はとても気さくな方で、学会内容の共有や講演の準備などもスムーズにやり取りすることが出来ました。学会当日は、現地での事務局とオンラインで分かれ運営にあたりました。学会途中でも各担当の状況報告、通信障害やトラブルの対応を連絡し合い、常に走り回っている印象でした。講演や演題、企画などのプログラムは運営の先生方による綿密な打ち合わせや準備のもと成り立ち、自分もその一員である。と思うと特別な思いで参加することが出来ました。県学会はこれからも宮崎の作業療法の主軸になると思います。講師の先生や演題発表者が舞台の俳優だとしたら、運営の先生方はその舞台の土台を作り、出演者を支えるプロです。今回運営に携わり、次はもっと多くの仕事をして役に立ちたいという想いでいっぱいになりました。また、講師の先生や院外の先生方など様々な人との関りで仕事の視野の広がりや考え方が変わるため、確実に今の自分自身より成長すると思います。運営の仕事は長期的で確かに大変な時もありますがその分、学会終了後は全員の一体感とこれまでにない達成感が味わえます。また、先生方はとても優しく、本当にいい環境で仕事が出来ますよ。このお話を通し、自分より若い世代の皆様が今後の学会に参加してくれることや、運営の仕事に興味を持って頂けると嬉しいです。あなたも今の自分をちょっとだけ変えてもいいなら、ちょっとだけ運営のお仕事を手伝ってみませんか?次の宮崎の作業療法を作っていく主役はちょっとだけ一歩を踏み出したあなた方です。
第17回 実行委員絶賛募集中!
申込先:miyazaki.ot.gakujyutu@gmail.com

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