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延岡・日向ブロック事例検討会のご報告

平成30年11月15日(木)に「延岡・日向ブロックの事例検討会」があたご整形外科にて開催されました。
まず、和田病院の岩田雄大先生より「全失語及び注意障害を呈する症例に対してのADLアプローチ」をテーマに発表していただきました。左心原性脳梗塞症を発症し全失語となった症例に対し、ADL動作の改善を図る為に、非言語的コミュニケーションや環境整備・動作の模倣や反復動作をADL場面で直接的にアプローチした事で改善が得られた事例の報告をしていただきました。
次に共立病院の伊藤大志先生より「CVAの自動車運動再開に向け関係機関との調整を図った症例」について発表していただきました。脳梗塞を発症したことで、自動車の運転に対し不安のある症例に対し、運転再開を目標に運転免許センターや自動車学校と連携を図った事で、不安を訴えていた症例が徐々に自動車運転への自信を持てるようになり、退院時には目標である自動車運転の再開が出来るようになった事例の報告をしていただきました。
発表後のディスカッションでは、発表していただいた先生方からの検討課題について様々な意見をいただき、活発的に意見交換ができたように思えます。
今後も事例検討会や研修会等を通して、延岡・日向ブロックの連携を深めてい
きたいと思います。
ご多忙中、発表していただきました先生方はじめ参加していただきました県士
会の皆様、本当にありがとうございました。

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