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平成30年度 認知症アップデート研修活動報告

 平成30年9月2日、「認知症アップデート研修」が行われました。研修は4つのテーマの講義がありました。
 
 先ずは、岩切良太先生より「世界と日本の認知症の問題と作業療法」について御講話いただきました。世界的に財政面から国を揺るがす問題として認知症対策の重要性を改めて感じました。また、認知症初期集中支援チームの一員として関わらせていただいている中で、作業療法士の強みや特色を生かして関わることの大切さを改めて学ぶことができました。

 次に、辻美和先生より「認知症の障害の本質と認知症原因疾患への理解」について御講話いただきました。老年学やDCM–5と社会的認知障害、せん妄と認知症など幅広く学ぶことができました。また、認知症の評価と特徴についても学ぶことができ、作業療法士としての視点を持つことや基本の大切さを改めて感じることができました。

 午後からは、桜川淳也先生より「行動・心理症状(BPSD)の原因、背景および障害構造の理解」について御講話いただきました。BPSDの基礎知識を整理することができました。認知症の方のニーズを満たすために本人からの情報だけでなく、ご家族からの情報も確認することの大切さや妄想は家族介護者の負担感が強く、家族に対するケアの重要性も学ぶことができました。

 最後に、道本純子先生より「認知症作業療法におけるアセスメントとマネジメント」について御講話いただきました。認知症評価やアセスメントシートの作成などについて改めて学ぶことができました。また、道本先生自身の経験談は当事者や家族の思いを感じさせられるエピソードであり、とても印象に残りました。

 今回の研修を通して、認知症の基礎的な知識や評価の重要性、作業療法士としての視点を持つことの大切を学ぶことができました。現在、認知症初期集中支援チームの一員として関わらせていただく中で、作業療法士としてできることを考え、今回学び得たことを生かしていこうと思います。
日南市立中部病院 梅田真成

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