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地域ケア会議に資する人材育成研修会 報告

9月17日(土)、潤和会記念病院において「地域ケア会議に資する人材育成研修会」が開催されました。受講者は34名でした。
内容としては四元伸成先生(藤元病院)より地域ケア会議・介護保険の動向・新しい総合事業について、濱田正貴先生(デイサービス 自由が丘)より行政との関わり・帳票書類・助言者としての接遇とマナーについて講話していただき、その後、生活不活発病モデル(1事例)を通して助言の内容等を考えるグループワークが行われました。
講話の中では、今年度より宮崎県内でも地域ケア会議が開催されている地域もあり、今後市町村ごとに特色や格差が生まれてくる可能性がある事や生活課題の分析・課題解決に対する助言者の視点やポイント、行政と地域課題についても協議していく必要性がある事等を学びました。
グループワークにおいては、地域ケア会議の模擬体験として限られた時間の中で生活課題に焦点を当て、整理し助言する事の難しさや助言内容の重要性、他職種や一般の方々に分かり易く伝える事の難しさを感じました。
今回の研修会で、利用者様一人一人、生き様が異なる事をしっかりと理解・把握し、疾患名や現状の問題だけに捉われず、利用者様の思いに対しアプローチしていく事の大切さを再確認し、地域ケア会議においても助言者として求められる知識や助言方法についてスキルアップしていけるように普段から意識して業務に望み、研修会等にも積極的に参加し自己研磨していきたいと思いました。
 企画・準備をしていただいた講師及び委員の皆様におかれましては、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

戸髙 友博(はまゆう園 生活介護恒富事業所)

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